無可無不可(可もなく不可もなし)何事にもチャレンジ精神を:禅から読み解くビジネス思考

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こんにちは。マインドアプリです。

今回は無可無不可(可もなく不可もなし)という禅語を紹介しましょう。

若い頃はいろんなことにチャレンジ出来たのに歳を取るとなかなか。。。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時はこの禅語を思い出して、是非チャレンジする心を思い出してください。

それではスタート!

無可無不可の意味

無可無不可(可もなく不可もなし)は一見「どっちだっていい」とか「どれでもいいよ」などの一見ネガティブな印象を受ける言葉です。

しかし、この言葉には物事の良し悪しを最初から決めつけないという意味が隠されています。

何事も最初から決めつけてしまうと「どうせ自分には出来ないから」とか「これは無理、あれも無理」と出来ない理由を出してしまいがちです。

この言葉を禅語として捉えた際、「無可無不可(可もなく不可もなし)」は「あれはいい、これはダメ」などと最初から物事を決めつけてしまわずに、まっさらな気持ちを持って中道の状態で物事に向き合う事を意味しています。

善悪も苦楽も何もない、全て中道であると思い、はじめから決めつけて行動せずに何でも先ずはやってみろという事を説いている言葉なんですね。

無可無不可の由来

無可無不可は中国の古典、「論語・微子編」の「我則異於是 無可無不可」という言葉が出展とされています。

成すべきこと、良いと決め込んだこともなく、成してはならないこと、悪いと決め込んだこともなく、初めから何も決めてはいけないということを伝える言葉です。

ビジネスシーンでの捉え方

ではビジネスシーンにおいてこの禅語の意味をどう捉えるべきでしょうか。

例えば固定観念に囚われてチャレンジ出来ない人や企業は沢山いらっしゃるのではないかと考えます。人も企業も成長を求められます。

何事も決めつけで自分ができる範囲を狭めてしまうとそれ以上の成長は見込めません。

富士フィルムの例

富士フィルムは皆さんご存知写真のフィルムのメーカーです。90年代には「写ルンです」というインスタントカメラが大ブームになり、一般人と写真の関係値をぐっと近づけてくれました。

しかし、デジカメが主流になるにつれてフィルムの需要が減ってしまいます。そこで富士フィルムはフィルム技術を応用して化粧品や健康食品業界に進出しました。

もし固定観念や意地が強く、フィルム業界だけで勝負しようとしていたらこのようなチャレンジは出来なかったのではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズ(アップル)の例

知らない人は居ないのではないかと思えるほどコンピュータやデバイス関連に革命を起こしたスティーブ・ジョブズもまた、非常にチャレンジ精神を持ち合わせた人物だったと言えます。

スティーブ・ジョブズはコンピュータ業界に「Macintosh」で旋風を巻き起こしました。当時OS(オペレーションシステム)とハードウェアを作るメーカーは別々で互換性の問題が多くありました。

そこでアップルはハードウェアもOSも自社で用意し、革新的なコンピュータを作り上げました。

また、携帯電話とコンピューターの垣根を払ったのもアップルの功績が大きいと言えます。現在の「iPhone」も非常に革新的なデバイスで、大ヒットしました。

音楽コンテンツでも現在のようなダウンロード型のサービスの先駆者だったのもスティーブ・ジョブズ率いるアップルでした。当時iTunesのサービスで、コンテンツ配信の概念を作り上げています。

コンピューターとはこういうもの、携帯電話はこういうもの、という固定観念が強すぎると、この柔軟な発想はできなかったかもしれません。

まとめ

人はこれまで生きてきた人生の尺度で物事を決める傾向があります。それはある程度仕方のないことですが、尺度を変えて物事を見ていかないと革新的なものは出来上がりません。

無可無不可(可もなく不可もなし)という言葉はそういった固まった考えで物事に囚われず、常に中道で考えることを促す禅語なのです。

最近のニュースで88歳で大学の博士号を取った方もいらっしゃいました。幾つになっても常にチャレンジする精神を持ち取り組むことで、今まで見えなかった景色が見えるはずです。

今日はここまで。ありがとうございました。

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