冷暖自知ってどんな意味?禅をビジネスシーンで活用する方法

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達磨祖師が開祖した禅宗の実践である「禅」、ここには色々な思想やメソッドが含まれているのをみなさんご存知でしたか?宗教的な考え方がある一方、現代のビジネスシーン、生活の中でも十分に生かす事ができる考え方が詰まっているんですよ。

今回はそんな禅の「冷暖自知」という言葉について、どのような意味があり、どのような活用の仕方があるのかをご紹介します。

「冷暖自知」とは

禅の考え方がなぜ現代人にここまで影響を与えるのか、それはいろいろと複雑な事で頭を悩ませる現代人に対して、禅の教えが「シンプルであること」と「実践を重んじる事」である事が広く受け入れられる要因になったのではないかと思います。

仕事や人間関係が複雑になり、失敗を恐れ、何も手につかなくなる。何に対しても後ろ向きになってしまう、何をやっても失敗するのではと恐れてしまう。そんな現代のビジネスマンや経営者に禅のシンプルである事と実践を重んじる教えが響いたのではないでしょうか。

「冷暖自知」という言葉はまさにその実践を説いた言葉です。

四字熟語としても知られているこの言葉ですが、その意味は冷たいか暖かいかは自分で知っている、自分自身のことは自分が分かっているという意味で使われているようです。しかしもっと深い意味が込められているのです。

冷暖自知の本当の意味

冷暖自知は直訳すると「冷暖を自ら知る」という言葉になりますが、掘り下げるとこんな意味が含められています。

例えば器にはいった水、それが冷たいのか暖かいのか、眺めているだけではわからないはずです。知るためには自ら行動し、その器を手に取り、水の冷たさ、温かみ、それを自分で感じて知らなければわからないという意味なのです。

人の失敗を聞いても「気をつけなきゃな」と思っていても、自分自身で同じ事がおきたときに、事前に聞いていた失敗談と同じ失敗をしてしまったという経験はありませんか?もし失敗談を聞いていた時にもっと深く自分の中に刻み込み、腹落ちしていれば同じ失敗はなかったかもしれません。

もっというと、物事は「教わるより、自ら経験しなければその真価は理解出来ない」という事ではないでしょうか。事実禅宗の考え方ではこの冷暖自知の考え方で修行者が教えてほしい事をどんなにお願いされても、教える事を徹底的に拒み、冷暖自知という迷路に追い込んで、自ら知ることを促します。

これは決して意地悪をしているのではありません。それくらい自分でおこなうこと、考えることを奨励しているのです。

禅は実践を重んじる

そして禅は「実践すること」を重んじます。自ら行動し経験しないと悟りをひらくことが出来ないという考え方は、現代のビジネスシーンでも全く同じことが言えます。考えるより、まず行動することが非常に重要だと教えられますね。

禅は古くからある教えで、そんな昔の考え方が現代に通用するのか?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、古い教えが現代に残っていることそのものが、現代でも適用できる考え方であると言えるかもしれませんね。

それは禅に限らず、色々な古い考え方が新しい時代において改めてその価値を見出され、新しい発想の苗木になっていくんだと思います。

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